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カーテンはフックを外さないで洗濯できる!具体的な方法やポイントを紹介

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気候が安定し、花粉が落ち着いたこの時期は、カーテンを洗濯するのにぴったりです。「購入してから1回もカーテンを洗濯したことない」という方もいるかもしれませんが、ほこりや皮脂油などによってカーテンは意外と汚れています。そのため、定期的な洗濯が必要です。

実は、カーテンはフックを外さずに洗濯できます。この記事では、フックを付けたままカーテンを洗濯する方法や洗濯時のポイントなどを紹介します。これからカーテンを洗濯しようとしている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

カーテンはフックを外さないで洗濯できる

カーテンは、フックを外さなくても洗濯機で洗えます。これはレースカーテン・ドレープカーテン共通です。ここでは、フックを付けたままカーテンを洗濯する方法を紹介します。

フックを外さずにカーテンを洗濯する方法

フックを外さずにカーテンを洗濯する場合、用意するものが2つあります。

用意するもの
  • 大きめの輪ゴム、もしくはヘアゴム
  • 布団用洗濯ネット

フックを外さないとなると、フックによってカーテンが傷つかないようにしなければなりません。そこで、洗濯機にかける前に次の手順を踏みましょう。

①フックが付いている部分を2回折りたたむ
②折りたたんだまま、端からくるくる巻く
③巻きがほどけないようにゴムでくくる
④洗濯ネットに2つ折り、もしくは3つ折りで入れる

上記の手順で準備ができたら、洗濯機に入れてカーテンを洗ってください。

【注意】金属製フックの場合は外して洗濯する

カーテンはフックが付いたままでも洗濯できますが、それは樹脂製フックの場合のみです。金属製フックは、一緒に洗濯できません。というのも、金属製フックが生地に引っかかってしまったり、洗濯槽を傷つけてしまったりする恐れがあるためです。洗濯する前に、使用しているカーテンフックがどちらのタイプなのかよく確認してみましょう。

フックを外さずにカーテンを洗濯するときのポイント6つ

フックを外さずにカーテンを洗濯する際には、次の6つのポイントを意識しましょう。

  • 洗濯表示を見て、自宅で洗濯可能かどうか確認する
  • ゴムでカーテンをくくるときはきつくしすぎない
  • おしゃれ着用洗剤+柔軟剤で洗濯する
  • 手洗いコース、もしくはドライコースを選ぶ
  • 脱水は1分程度に収める
  • 他の洗濯物と一緒に洗わない

それぞれ詳しく解説します。

①洗濯表示を見て、自宅で洗濯可能かどうか確認する

フックを外す・外さないにかかわらず、自宅でカーテンを洗う際にはあらかじめ洗濯表示をチェックしておきましょう。次の表示が付いている場合、基本的に自宅での洗濯は不可です。

出典:新しい洗濯表示|消費者庁

上記の表示が付いているカーテンは、クリーニング店に持っていって洗ってもらいましょう

②ゴムでカーテンをくくるときはきつくしすぎない

フック部分を折りたたみ、端から丸めたカーテンをゴムでくくると紹介しましたが、このとききつくしすぎないように注意してください。「取れてしまわないか不安」といって、きつくとめてしまってはカーテンにシワが付いてしまいます。ゴムでくくる際は、基本的に一重でOKです。

③おしゃれ着用洗剤+柔軟剤で洗濯する

カーテンは、おしゃれ着用洗剤柔軟剤で洗うのがおすすめです。おしゃれ着用洗剤は、普通の洗濯洗剤よりも洗浄力が弱く、やさしく洗い上げることに特化しています。カーテンのように繊細なつくりのものは、おしゃれ着用洗剤を使って生地への負担を極力抑えると良いでしょう。

また、柔軟剤を使うのは単に良い香りを付けるだけでなく、シワ・静電気防止の意味があります。せっかく洗ってきれいになっても、シワシワだと悲しいですよね。ぜひ柔軟剤も一緒に使ってみてください。

④手洗いコース、もしくはドライコースを選ぶ

カーテンの洗濯には、手洗いコースドライコースが適しています。手洗いコース・ドライコースで洗うのは、おしゃれ着用洗剤を使うのと同じ理由でなるべく優しく洗い上げるためです。手洗いコースやドライコースの場合、洗濯槽の動きが少なく、すすぎも穏やかな水流で行われます。洗濯ネットは使用しますが、万が一生地が傷んでしまうと困るため、通常コースではなく手洗いコース・ドライコースを選ぶことをおすすめします。

⑤脱水は1分程度に収める

カーテンを洗濯するときは、脱水の時間を短めに設定するのがポイントです。脱水のしすぎは、しわの原因になります。1分程度を目安に、脱水時間を調節してくださいね。なお、脱水完了後は、なるべくすぐに洗濯機から取り出します。濡れた状態で放置してしまうと、せっかく脱水時間を短くしてもシワが付いてしまいます。

⑥他の洗濯物と一緒に洗わない

カーテンと他の洗濯物を一緒に洗わないよう気を付けてください。理由は2つあります。

1つは、カーテンは思っている以上に汚れていることがあるためです。カーテンを洗う頻度は、一般的に年1~3回程度。だとすれば、カーテンにはほこりや皮脂汚れなどが蓄積されていることになります。そのような状態のものと、普段の洋服や下着を一緒に洗いたくないですよね。

そして2つ目の理由は、色移りです。他のものと一緒に洗濯してしまうと、カーテンに色が移ってしまう恐れがあります。特にレースカーテンへの色移りは避けたいところです。

したがって、カーテンは必ず単体で洗うようにしましょう。

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フックを外さないで洗濯したカーテンはそのままカーテンレールへ

フックを外さずに洗濯したカーテンは、濡れた状態のままカーテンレールに吊るして自然乾燥させます。カーテンレールに吊るすことで、カーテン自体の重さでシワが伸びてくれます。もしシワが気になるようであれば、手で軽く叩いておきましょう。

くれぐれも乾燥機にはかけないようにしましょう。乾燥機を使ってしまうと、シワシワになってしまうだけでなく、生地を傷めてしまう恐れがあります。カーテンは乾かすなら、自然乾燥が1番です。

より徹底的にカーテンを洗濯するならオキシクリーン漬け!【フックを外さなくてもOK】

より徹底的にカーテンの汚れを落としたい場合は、オキシクリーンを使った漬け置き洗いがおすすめです。

オキシクリーンとは、酸素系の漂白剤です。塩素系の漂白剤とは異なり、色落ちの心配がありません。また、刺激臭がないのも、オキシクリーンの特徴です。

オキシクリーンを使った漬け置き洗いでも、フックは外さなくてOKです。フックを付けたまま洗濯機で洗うときと同様、「フック部分を折りたたむ」「端から巻く」「2つ折り、もしくは3つ折りにする」の手順を踏んでください。

準備ができたら、いよいよオキシクリーンで漬け置き洗いをします。漬け置き洗いの方法は、次の通りです。

①浴槽に折りたたんだカーテンを入れる
②40℃以上のお湯をカーテンが漬かるくらい入れる
③専用スプーン半分程度のオキシクリーンを浴槽に入れる
 ※スプーン半分はカーテン2枚分の目安
 ※カーテンの枚数によってオキシクリーンの量を調節する
④そのまま一晩漬け置きしておく

一晩漬けたら、あとは前項で紹介した通りに洗濯機で洗います。なお、浴槽に一晩漬けておく必要があるため、漬け置きのタイミングは入浴後がおすすめです

【フックを外さず手軽に!】カーテンを洗濯する頻度と時期

カーテンは、次の頻度を目安に洗濯しましょう。

レースカーテン:年2~3回
ドレープカーテン:年1~2回

シーズンごとに洗う方もいますが、カーテンの洗濯は基本的年1~3回でOK。洗いすぎてしまうと、生地が傷んでしまいます。

また、カーテンの洗濯に適した時期は「梅雨前」と「冬前」です。カーテンはしっかり乾かさんければカビや臭いが発生してしまいます。そのため、カーテンを洗うならカラッと晴れている時期がねらい目です。具体的には5~6月、あるいは10~11月あたりにカーテンを洗うと良いでしょう。

フックを外さなくても大丈夫!洗濯機でカーテンを洗ってみよう

カーテンはフックを外さないで洗濯できます。ただし、フックが生地を傷つけてしまわないよう注意しましょう。

この記事で紹介した手順やポイントを参考に、ぜひご自宅のカーテンを洗ってみてくださいね。

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