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父の日にひまわりを贈るのはなぜ?理由やその他おすすめのお花を紹介

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毎年6月の第3日曜日に迎える父の日。父の日の定番プレゼントの1つにひまわりがあります。

しかし、「なぜ父の日にはひまわりを贈るの?」と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、父の日にひまわりが贈られる理由やひまわり以外に父の日におすすめのお花を紹介します。「父の日にひまわりをはじめとしたお花を贈りたい!」と考えているあなたは、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

父の日とは?

毎年6月の第3日曜日を父の日としています。父の日は、お父さんを尊敬の心で称え祝う日として制定されました。

父の日の由来は?

父の日はアメリカ発祥の文化だといわれています。ちなみに、母の日が誕生したのもアメリカ。母の日は、父の日よりも先に制定されています。

父の日の制定のために動いたのは、アメリカ・ワシントン州に住んでいたソノラ・スマート・ドッド氏です。北軍の軍人として南北戦争を戦ったドッド氏の父ウィリアム・ジャクソン・スマート氏は、戦争後に過労死により妻を亡くしました。そして、妻なき後は6人の子供たちを男手1つで育て上げたのです。

当時母の日を祝う文化が広まりつつアメリカで、ソノラは自分たちを育ててくれた父を称えるために「母の日と同じように、父に感謝する日をつくってほしい」と牧師協会に訴えました。

ソノラが牧師協会へ嘆願した翌年、1910年に父ウィリアムの誕生日であった6月の第3日曜日を選んで開催されたのが、最初の父の日といわれる記念式典です。それから6年後の1916年にはウィリアム大統領が式典に参加しています。

ジョンソン大統領下にあった1966年に、ようやく父の日を国の記念日とする告示が出されました。それから数年の時を経て、1972年に6月の第3日曜日が正式に父の日として制定されました

日本に父の日が伝わったのは1950年代。しかし、普及するまでにはかなりの時間を要し、現在のように季節のイベントとして周知されるようになったのは1980年代ごろだといわれています。

2024年の父の日はいつ?

2024年の父の日は次の通りです。

2024年6月16日(日)

先ほどもお伝えした通り、父の日は6月の第3日曜日に制定されているため、毎年日付が異なります。6月は祝日がなく、なにかと忙しい時期です。つい「父の日を忘れていた!」ということも多いのではないでしょうか。父の日を逃さず、お父さんに日頃の感謝を伝えるために、父の日の日付は早めにチェックしておきましょう。

父の日にひまわりを贈るのなぜ?3つの理由

父の日の定番プレゼントの1つになっているひまわり。父の日にひまわりが選ばれるのには、3つの理由があります。

  • 父の日のテーマカラーが黄色
  • ひまわりの花言葉が父の日にぴったり
  • 父の日とひまわりの旬が同時期

それぞれ詳しく解説します。

理由①:父の日のテーマカラーが黄色

父の日のテーマカラーである黄色とひまわりの色がマッチすることから、ひまわりが父の日に贈られるようになりました。

父の日のテーマカラーが黄色となったのは、日本ファーザーズ・デイ委員会が主催した「父の日・黄色いリボンキャンペーン」が関係しています。日本ファーザーズ・デイ委員会は、当時アメリカで行われていた父の日のキャンペーンに感銘を受けた初代会頭の伊藤恭一氏が、日本でも同様のキャンペーンを開催したいと発足した団体です。

父の日を浸透させるために「父の日に黄色いリボンを付けたプレゼントを贈るキャンペーン=父の日・黄色いリボンキャンペーン」を開催したわけですが、同委員会が黄色にこだわったのにはわけがあります。

イギリスでは、黄色は魔除け厄除けの色。そして、アメリカでは黄色いリボンが愛する人の無事を祈るものとして広く知られています。また、黄色には「うれしさ」「温かさ」「幸せ」「希望」など、明るく前向きな意味があります。同委員会は、これらから父の日と黄色いリボンを結び付けて、父の日のキャンペーンを実施したわけです。

こうして「父の日のテーマカラー=黄色」という認識が広まり、ひまわりが贈られるようになりました。

理由②:ひまわりの花言葉が父の日にぴったり

花言葉が父の日に適していることも、ひまわりがプレゼントされる理由の1つです。

ひまわりの花言葉には、次のようなものがあります。

  • 憧れ
  • 尊敬
  • 敬慕

  …など

お父さんへの尊敬の思いや、称える気持ちを伝えるのにぴったりな花言葉ですよね。

普段は恥ずかしくてなかなか口にできない思いも、上記のような花言葉を持つひまわりを贈ることでお父さんに届けられるでしょう。

理由③:父の日とひまわりの旬が同時期

父の日にひまわりを贈る理由の3つ目は、父の日とひまわりの旬が同時期であるためです。

ひまわりはちょうど6月ごろから出回り始め、お花屋さんに並べられます。ピークは7~8月ですが、6月でも十分に美しいひまわりが手に入りますよ。

このようにひまわりの販売が始まる初夏・6月に父の日が制定されていることが、父の日とひまわりが結び付けられる理由です。

ひまわりの色別の花言葉に注意!

先ほどもお伝えした通り、ひまわりには父の日にぴったりな花言葉が付けられていますが、色によっては父の日に適さない花言葉を持っています。

実はひまわりには黄色以外にも、赤色・紫色・白色・黒色などさまざまな色味の品種があります。ひまわりの色別の花言葉は次の通りです。

  • 赤色・紫色:悲哀
  • 白色:ほど良い恋愛
  • 黒色:冷静な判断

         …など

赤色・紫色が持つ「悲哀」や黒色の「冷静な判断」は感謝や尊敬の気持ちを伝える父の日には合いませんし、恋愛系の意味を持つ白色のひまわりを父の日に贈るのも適切ではない気がしますね。

もちろんお花を贈るときは花言葉がすべてではないため、花言葉を気にせず好みの色のひまわりを贈るのもありです。

誤解を招かないように、特に黄色以外のひまわりを贈る際は感謝の気持ちをつづったメッセージカードを添えると良いでしょう。

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【ひまわり以外にも】父の日におすすめの花6選

父の日におすすめのお花はひまわり以外にもたくさんあります。

  • 黄色のバラ
  • オレンジ色のバラ
  • ユリ
  • ガーベラ
  • アジサイ
  • 胡蝶蘭

順番に見てみましょう。

黄色のバラ【父の日の定番】

父の日の定番といえば、黄色いバラです。

父の日の発祥の地であるアメリカでは、父の日に赤いバラを贈るのが定番です。バラが父の日のプレゼントとして広く知られているのは、アメリカの風習からきています。前項で紹介した「父の日・黄色いリボンキャンペーン」の影響により、日本では赤いバラではなく黄色いバラが定番化しました。

黄色のバラには、次のような花言葉が付けられています。

  • 友情
  • 献身

  …など

献身的に子育てしてくれたお父さんへのプレゼントにぴったりな花言葉ですよね。

オレンジ色のバラ

父の日には、黄色だけでなくオレンジ色のバラもおすすめです。

オレンジ色のバラは、次のような花言葉が付けられています。

  • 幸多かれ
  • 信頼
  • 熱望
  • 健やか

  …など

オレンジ色は黄色との相性が良いため、黄色のバラとオレンジ色のバラを合わせて花束やアレンジメントにするのも良いでしょう。ただし、オレンジ色のバラは流通量が少ないため、お花屋さんに置いていない恐れもあります。

オレンジ色のバラをプレゼントしたい場合は、事前に予約しておくことをおすすめします。

ユリ

美しく、華々しいユリもプレゼントに好まれるお花の一種です。

ユリ全体には、次のような花言葉が付けられています。

  • 無垢
  • 威厳

  …など

お父さんの威厳を称えるのに適した花言葉です。

また、ユリにはあらゆる品種がありますが、中でも父の日におすすめなのがスカシユリです。スカシユリの花言葉は次の通りです。

  • 子としての愛
  • 親思い

  …など

まさに子供からお父さんへのプレゼントにぴったりですよね。

ユリには独特な香りがあるため、人によってはあまり好まない場合もありますが、香り好きなお父さんにはぜひユリを選んでみてくださいね。

ガーベラ

ガーベラは父の日に限らず、花束やアレンジメントによく選ばれるお花です。黄色はもちろん、赤色・オレンジ色・緑色・紫色など色味が豊富なのも人気の理由の1つ。品種によって形もさまざまなため、選びがいがあります。

ガーベラに付けられた花言葉は次の通りです。

  • 常に前進する
  • 希望
  • 光に満ちて

    …など

どれも明るく、ポジティブなものばかりのため、プレゼント向きのお花といえます。

アジサイ

父の日がある6月~7月に向けて見ごろを迎えるアジサイ。青色や紫色のアジサイは清涼感があり、初夏の時期にぴったりの贈り物です。

アジサイには、次のような花言葉が付けられています。

  • 一家団欒
  • 家族
  • 和気あいあい

      …など

アジサイの花言葉は、小さな花が密集して咲く姿に由来しているといわれています。

親子の仲の良さを表したようなアジサイをプレゼントすれば、喜んでもらえること間違いありません。

胡蝶蘭

胡蝶蘭は開店祝いなどで贈られるイメージがありますが、実は父の日にもぴったりのお花なのです。

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」。この縁起の良い花言葉は、父の日のイメージにも合いますよね。また、黄色の花を付ける品種があることも、胡蝶蘭が父の日に選ばれる理由の1つです。

「胡蝶蘭は大きすぎるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、小さな鉢で育てられる「ミディ胡蝶蘭」もあります。

手間が少ないお花を考えている方は、ぜひミディ胡蝶蘭を選んでみましょう。

父の日にひまわりが贈られるのはなぜ? まとめ

父の日にひまわりが選ばれのには、大きく3つの理由があります。

  • 父の日のテーマカラーが黄色
  • ひまわりの花言葉が父の日にぴったり
  • 父の日とひまわりの旬が同時期

ひまわり以外にも、バラ・ガーベラ・ユリなど父の日に喜ばれるお花はたくさんあります。お花それぞれの花言葉に思いを込めてプレゼントするのもおしゃれですよね。

ただし、プレゼントをする際に大切なのは、相手が喜んでくれるかどうかです。あまり花言葉や色味にとらわれず、お父さんが好きそうなお花を選んでみてくださいね。

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