母の日は、お母さんに日頃の感謝を伝える大切な日です。そろそろ「プレゼントは何にしようかな?」と考え始める方も多いのではないでしょうか。
母の日の定番プレゼントの1つが、ハンカチです。ところが一方で、「母の日にハンカチを贈るのはだめ!」ともいわれています。
結論、母の日にハンカチを贈ることは、決してだめではありません。ただし、相手によっては避けた方が良い場合もあります。
そこでこの記事では、母の日にハンカチがだめだといわれている理由について解説するとともに、母の日におすすめのハンカチ10選を紹介します。だめだといわれる理由さえ知っていれば、相手に不快な思いをさせることはありません。「お母さんにハンカチを贈ろうかな」と考えているあなたは、ぜひ最後までご覧ください。
「母の日にハンカチはだめ」といわれる3つの理由
母の日にハンカチをプレゼントすることは、避けた方が良いといわれています。その理由は、次の3つです。
- 「手切れ」「縁切り」を意味するため
- 「別れ」のイメージがあるため
- (特に白いハンカチは)「死」を連想させるため
現在では縁起を気にする方は少なくなっていますが、相手によっては不快にさせてしまう恐れがあるため注意しましょう。
「手切れ」「縁切り」を意味するため
ハンカチには、「手切れ」や「縁切り」といった意味があるとされています。それは、ハンカチの漢字表記に由来します。
ハンカチは、漢字で「手巾(てぎれ)」と表記されます。これが同じ読み方の「手切れ」につながり、関係を断つ、あるいは縁を切るという意味を持つようになったのです。
せっかく感謝を伝えるためのプレゼントのはずが、相手にネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。
「別れ」のイメージがあるため
涙を拭うものであることから、ハンカチには「別れ」といった悲しいイメージもあります。
例えば、会社の上司や同僚の異動・転勤、あるいは子供の学校の先生の退任など、別れのシーンにはふさわしい贈り物になりますが、感謝を伝えたい母の日には避けた方が良いかもしれませんね。
(特に白いハンカチは)「死」を連想させるため
白いハンカチは、「死」を連想させると考えられています。理由は、亡くなった方の顔に白いハンカチをかける慣習があるためです。
白いハンカチは万人受けしやすく、冠婚葬祭などあらゆるシーンでも使えることから、母の日のプレゼントにも選ばれがちです。しかし、縁起を気にする方にとってはタブーとなってしまうことを覚えておきましょう。
ハンカチはだめではない!世間の母の声を紹介
ハンカチにはマイナスなイメージもありますが、実際には「ハンカチをもらってうれしかった!」という声はたくさん挙がっています。
一般的には縁起が悪いものといわれていますが、実際にはそれほど気にすることないのかもしれませんね。
【だめにしないために】母の日用にハンカチを選ぶときの3つのポイント
母の日のプレゼントを贈る際に、大切なのは「いかに相手のことを考えて選ぶか」です。ハンカチを選ぶ際は、次の3つのポイントを意識してみましょう。
- 柄や色は相手の好みのものか
- 素材は使いやすいか
- 値段は適切か
順番に解説します。
①柄や色は相手の好みのものか
1つ目のポイントは、柄や色が相手の好みのものであるかどうかです。相手の好みに合ったものを選べれば、「私のことを考えて選んでくれたのだな」といったように気持ちが伝わりやすくなります。
例えば、万人受けしやすいのは、水玉柄やチェック柄です。人によっては、花柄や和柄などを好む方もいるでしょう。そして、最近流行っているのが北欧柄です。特に、ナチュラルテイストが好きな方にはぴったりですよ。
また、イニシャルが刺繍されているタイプのハンカチもおすすめです。
イニシャルが入っていると、特別感がありますよね。
色を選ぶ際には単に相手の好みを考えるだけでなく、相手の人柄や性格と色が持つイメージを重ね合わせてみるのも良いでしょう。
赤 | アクティブ・自信 |
オレンジ | 朗らか・温かい |
黄 | 躍動・快活さ |
緑 | さわやかな・平穏 |
青 | 誠実・清潔 |
紫 | 上品・神秘 |
ピンク | 優しさ・可愛らしさ |
白 | 清潔・正義・平和 |
「どのような柄/色だったら、気に入ってもらえるかな」と相手のことを考えながら、選んでみてくださいね。
②素材は使いやすいか
柄や色と一緒に考えたいのが、素材です。素材は、相手がどのようなシーンでハンカチを使うのかを想定しながら選びましょう。
例えば、水仕事が多い方や、日頃から何枚もハンカチを持ち歩いている方には、普段使いできるようにコットン・タオル地・ガーゼ・リネンなどの吸水性や通気性に優れたものがおすすめです。フリルやレースがついたものを選べば、ちょっとしたお出かけにも使えるでしょう。
一方、「せっかくだから特別な日に使ってほしい」ということであれば、シルクやカシミヤなど高級感がある素材を選ぶと良いです。結婚式あるいは入学式や卒業式といったセレモニーの際に役立ちますよ。
③値段は適切か
最後に、値段について考えてみましょう。
相手との関係性にもよりますが、母の日のプレゼントにお金をかけすぎてしまうと、逆に相手に気を遣わせてしまう恐れがあります。
とはいえ、ハンカチの場合は1,000~3,000円程度で購入できるため、「高額すぎる」といったことはあまりないでしょう。
もちろん相手の好みに合っていたり、「似合うだろうな」と思ったりすれば、少々高めのブランドのハンカチを選ぶのもありですよ。
「ハンカチと+α」おすすめの母の日ギフト
「ハンカチだけでは、少し物足りないな」という場合は、ハンカチ+αのギフトがおすすめです。
- ハンカチ+花
- ハンカチ+スイーツ
- ハンカチ+ハンドクリーム
- ハンカチ+ポーチ
- ハンカチ+マグカップ
それぞれのおすすめギフト商品を紹介します。
ハンカチ+花
価格:6490円 |
花の贈り物は、母の日の定番プレゼントですよね。ハンカチと花を組み合わせることで、おしゃれさに実用的な要素が加わります。
ハンカチ+スイーツ
価格:6300円 |
「ちょこっと何か足したい!」というときには、スイーツを組み合わせたギフトがおすすめです。スイーツは食べてしまえばなくなってしまうため、相手に気を遣わせることもありません。
ハンカチ+ハンドクリーム
価格:3680円 |
水仕事が多い方へのプレゼントなら、ハンカチとハンドクリームをセットにすると良いでしょう。水仕事をしているとどうしても手が荒れてしまいがちのため、ハンドクリームに喜んでもらえること間違いありません。
ハンカチ+ポーチ
価格:3960円 |
メイク道具・ハンドクリーム・常備薬など、さまざまなものの持ち運びに便利なポーチ。ハンカチ+ポーチのギフトは、普段から荷物が多くなってしまいがちな方にピッタリです。
ハンカチ+マグカップ
ハンカチとマグカップをセットでプレゼントするのもおすすめです。特に、コーヒーや紅茶を好む方であれば、きっと喜んでもらえるはずです。
marimekko マリメッコ ギフトセット マグカップ&ミニタオル 価格:6270円~ |
思いがあれば母の日のハンカチはだめではない!
ハンカチにはネガティブな意味合いや印象があることから、母の日のプレゼントにはだめだと考えられています。しかし、実際には気にする方は少なく、母の日に贈っても問題ないケースがほとんどです。
贈り物をするときに大切なのは、「どうすれば相手が喜んでくれるのか」を真剣に考えてプレゼントを選ぶことです。となると、縁起や風習を気にする方であればハンカチのプレゼントは避けた方が良いでしょう。
一方で、「このハンカチお母さんの好みにぴったりだな」「このハンカチをぜひお母さんに贈りたい」という思いがあるのであれば、きっと喜ばれる贈り物になるはずです。
ぜひこの記事で紹介した商品を参考に、母の日にハンカチを贈ってみてくださいね。