2024年6月1日にオープンした「神戸須磨シーワールド」。目玉であるシャチのショーは、すでに大人気となっています。
実は、シャチを見られる施設は、神戸須磨シーワールドを含めて3ヵ所のみ。そのため、「神戸須磨シーワールドのシャチはどこからきたの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、神戸須磨シーワールドのシャチの出自やショーを見た方の感想などを紹介します。「神戸須磨シーワールド気になる!」という方はぜひ最後までご覧ください。
神戸須磨シーワールドとは?
神戸須磨シーワールドとは、神戸市島区にある須磨海浜公園内につくられた施設です。前身の市立須磨海浜水族園からバージョンアップし、子供から大人まで楽しめる大型レジャー施設に生まれ変わりました。ホテルも併設されており、面積は以前の1.5倍。1人でも、友だち同士でも、家族でも楽しめますよ。
神戸須磨シーワールドは、「オルカスタディアム」「ドルフィンスタディアム」「アクアライブ」の3つのセクションで構成されています。中でも、目玉はオルカスタディアムのシャチの展示です。オルカスタディアム内にあるシャチショー会場の収容人数は、なんと2,500人。また、同スタディアム1階のレストランでは、ガラス越しにシャチを見ながら食事を楽しめます。
神戸須磨シーワールドは西日本で唯一シャチのパフォーマンスが見られる施設となっており、全国から注目を集めています。
神戸須磨シーワールドのシャチは鴨川シーワールド・名古屋港水族館からやってきた!
神戸須磨シーワールドのシャチは、千葉県の鴨川シーワールドと愛知県の名古屋港水族館からやってきました。
神戸須磨シーワールドができるまでは、日本でシャチが見られるのは鴨川シーワルドと名古屋港水族館の2ヶ所のみでした。今回はその2施設からの移送となったわけです。
鴨川シーワルドからきたのがメスの「ラン」、名古屋港水族館からきたのは同じくメスの「ステラ」です。
実は神戸須磨シーワールド・鴨川シーワールド・名古屋港水族館のシャチは、全員家族関係にあります。
神戸須磨シーワールド | ステラ(メス) | ラン・ラビー・ララ・ リンの母 |
ラン(メス) | ステラの子供 | |
鴨川シーワールド | ラビー(メス) | ステラの子供 |
ララ(メス) | ステラの子供 | |
ルーナ(メス) | ラビーの子供 | |
名古屋港水族館 | リン(メス) | ステラの子供 |
アース(オス) | ラビーの子供 |
今回のラン・ステラ2匹のシャチの移送について、賛否が分かれていました。シャチは基本的に母親を中心とした家族で行動する生き物。そのため、一部では「家族の絆を大切にするシャチを引き離さないでほしい」との意見が挙がったのです。
一方で、シャチ好きの方からは「シャチを見られる場所が増えてうれしい」との声も。
神戸須磨シーワールドにやってきた2匹はもちろん、鴨川シーワールド・名古屋港水族館のシャチたちにはこれからも元気に暮らしていってほしいですね。
神戸須磨シーワールドの目玉「シャチショー」はすでに大人気!
神戸須磨シーワールドの1番の目玉「シャチのショー」は、すでに大人気となっています。中でも大きなシャチがひれを前後させる水しぶき演出は、インパクト抜群。多くの方が神戸須磨シーワールドならではのショーを楽しんでいます。
イルカに比べて体が大きいシャチの泳ぐ姿やジャンプは圧巻です。ぜひ一度訪れてみてくださいね。
【シャチ以外にも】神戸須磨シーワールドは併設ホテルが魅力的
神戸須磨シーワールドに併設された「神戸須磨シーワールドホテル」もとても魅力的です。
ホテル内には日本初のドルフィンラグーンが設けられており、宿泊者限定でイルカと触れ合えるドルフィンアクティビティが行われています。同アクティビティでは、なんとイルカの背びれにつかまって一緒の泳ぐことも!1日3グループのみではありますが、宿泊するならぜひ参加したアクティビティです。
他にも、全部屋オーシャンビューのつくりになっていたり、屋上デッキからは明石海峡大橋が望めたりと、同ホテルならではの魅力がたくさん詰まっています。
さらに、宿泊者は神戸須磨シーワールドへの入館が無料。ホテル・シーワールドの両方を満喫できますよ。
神戸須磨シーワールドのシャチはどこから? まとめ
神戸須磨シーワールドには、鴨川シーワールドの「ラン」と名古屋港水族館の「ステラ」の2匹のシャチがやってきました。2匹はすでに神戸須磨シーワールドの人気者。2匹によるショーはまさに圧巻です。
神戸須磨シーワールドは、誰もが楽しめるレジャー施設です。神戸を旅行する際は、ぜひ訪れてみてくださいね。